Official髭男dism「アポトーシス」と西野カナさん「トリセツ」

知人に聞いた話なんですが、彼曰くOfficial髭男dismのアポトーシスをより味わい深く聴く方法があるとの事です。

それはアポトーシスの前に西野カナさんの「トリセツ」を聴くということでした(彼はなぜか西野カナには"さん"を付けるのでここでも西野カナ"さん"とする)

「いったいぜんたいどういう事?西野カナ?あの・・・会いたくて振動する?」

知人「ふ・る・え・る!」

「ごめんごめん。でもどういう事だい?アポトーシス西野カナは全くもって別物じゃないか」

知人「頭が固いなあ。ああ、頭が固い。そうとも全くもって別物だ。でもどうだろう・・・アポトーシスとトリセツ。この2曲がもし同じ世界線だとしたら」

「ちょっと・・・よく分からないなあ」

知人「ふぅ~」

彼は大げさにため息をつきました。その後なんだかんだあって掴み合いのケンカになりました。


しばらくして、原っぱに寝転がりながら蔦谷好位置の話を二人で話していましたが彼は突如立ち上がり雄弁な軍人の様に西野カナさんについて語り始めました。


時間にして恐らく10分くらいだったと思いますが、体感では1時間位に感じました。途中から彼は号泣していました。次第に震えだした彼を見て思いました。
(震えてる・・・)

慌ててポケットからスマホを取り出し、いしわたり淳治の画像を見せると震えがおさまりました。


西野カナさんの偉大さを知った一日になりました。

ハズキルーペ「地獄回帰編」

ハズキルーペのCMが大好きなんですが新バージョン「ハズキルーペ地獄回帰編」を考えました。

真っ暗で、巨大な落とし穴に落ちている舘ひろし。一筋の光も入らないそこは正に地獄。暗闇の底から漆黒に向けて舘は声を出す
舘「咲ちゃん。助けてよ。」

絶望的な状況で、武井咲に助けを求める舘。そこはかとない大人の男のセクシーさは隠しきれない。
舘「咲ちゃ~ん」「・・・」

右手でおでこをペチンとする舘
「か~~~~まいったな。こりゃ。」

朦朧とする意識の中で、楽しかったあの頃(ホステス達がおしりで次々とハズキルーペを踏む)を思い出す舘。

もしかして今までの出来事は全部夢だったのではないか?そんな風にも思い始める。
「ふふ・・俺はニーチェかっつーの」
何となくでそんな事も言ってみる。

ふと、自身の左手にハズキルーペが握られていた事を思い出す

雨が降れば傘をさす。家に帰れば手洗いうがい。
いや、もっと・・・生命活動において・・・当たり前に呼吸をするように・・・ハズキルーペがあれば・・かける。

舘は薄れゆく意識の中で脊髄反射ハズキルーペをかけた。

するとどうだろう。
「見える・・・はっきりと」

今まで漆黒としか思えなかったが、目の前には壁があり真っ赤なスイッチが付いてある。そこにはこう書いてある。

「押せ」

これは押すべきか。はたまた罠か?舘は今日までの出来事を反芻する。

初めて身近な人間の死を経験した子供時代。
父親と本気でぶつかった高校時代。恋人も出来たっけ。へへ、上京時泣いて見送ってくれた母。
自分の事で精一杯だった20代。がむしゃらに走り抜けた30代。大切な人との別れ、そして出会い。様々な通過儀礼を経て俺は今日まで生きてきた。


気がつけば、舘はボタンを押していた。
「ウィィィン!!」

頭上からゴンドラが降りてくる。
それは舘の目の前まで止まると
「咲ちゃん?」

ヘルメットを被った作業着姿の武井咲が目の前にいた。いつもの様に着飾ってこそいないが、それが逆に咲本人の美しさを際立たせる。
「さすがね。舘さん」

ゴンドラに乗った武井咲舘ひろし
ゴンドラはゆっくりと浮上する。フラフラになり座り込む舘。
「へへ。芥川の小説かっつーの」
何となくでそんな事を言ってみる。

武井が応える。
蜘蛛の糸ね」
二人は目を合わせクスッと笑う。

ゴンドラが地上に着く。TAKAHIRO似の男がクレーン車の操縦席にいる。舘と目が合うと親指を立てる。舘はウインクにてそれに応える。

武井「舘さん。よく頑張りましたね。あなたの精神力とハズキルーペの耐荷重は本当に素晴らしいわ」


舘「へへ」


二人ともカメラ目線 
舘・武井「ハズキルーペ
TAKAHIRO似の男が少し後ろで親指を立てている。

青森山田のサッカー

 第100回高校サッカー選手権大会。「だけじゃない。ていじ〜ん」が脳内を駆け巡り真っ二つに割れた頭からでっかいメガネをかけたちっちゃい上白石が出てきそうでしたが、結果は青森山田が圧倒的な強さで優勝しました。
 今の青森山田が他のチームに比べて頭二つ飛び出ている強さはまさに「強さ」であって運動量も含め、フィジカルで負けない。取られたら取り返す。これに尽きます。
 少年サッカーを観戦するお母さん方がよく我が子に「負けるな~」とか「行け~」とか言いますが、これを最も体現しているのが青森山田なのです。
 フィジカル偏重とか言われたりしてますが、高校サッカーは3年経てば全員が入れ替わります。つまり今後全く別のサッカースタイルになる可能性もあるわけです。なので、今期の青森山田がなぜ3冠を達成出来たのか、或いはどうすればこのハイプレスサッカーを破れるのかを指導者は学ぶべきかと思います。
 フィジカルと言えば、今期からJ3に挑戦するいわきFCも「フィジカルスタンダードを変える」という目標を掲げてます。青森山田卒のバスケスバイロンも所属していたし、もしかしたら親和性が高いのかもしれません。
 今後の高校サッカー戦術トレンドの分水嶺になった大会だったと思います。

藤井風=カーズ

みなさん紅白見ましたか?

藤井風と書いて「フジイカゼ」。

実家から中継は正にフジイフウ(味)の演出だったため、テレビの前も東京国際フォーラムも誰一人ドッキリとは気付かず。

 

大泉洋の「あんた岡山の実家からやったんじゃないの」という字面だけ見るとみのもんたの様なコメントにも「すいません来ちゃいました」という完璧な返し。

(ウッチャンだったら、「生の藤井さんが喋ってるぅ~」)

 

藤井風はどちらかと言うと矢地選手より井上選手に似ていますが、思わず「かっこいぃぃ~」と言ってしまう川口春名。「よー言いますわ」でザッツオールの空気も作ってくれる風。優しい。

 

藤井風は小林よしのり以来の「わし」のスタンド使いなんですが、全然違和感がないのも凄い。

 

全ての要素の詰め合わせ。究極生命体のカーズの様な存在の藤井風に我々は「考えるのをやめた」UREYYYYYYYYYYY~~~~~~